ホクロとメラノーマを見分けるポイント

ホクロはあることが普通だと考える人は、あえて気にとめないということもあると思います。しかし、昔からあるものはともかく、最近出てきたホクロがあったり、昔からあるものが急に大きくなった場合には注意したほうが良いでしょう。また、かゆみや痛みといった、従来はなかった症状が出るときも注意が必要です。これらは、皮膚の病気を示すサインなのです。

 

メラノーマ、別名悪性黒色腫と呼ばれるがんの一種がありますが、このメラノーマは見た目がホクロに似ているために気をつけるべきとされています。ホクロに似ているのは当然で、メラノサイトという色素細胞ががん化し、異常増殖して生じます。がん化するという一点をのぞいて、ホクロと生成過程が全く一緒だからです。メラノーマは進行が早く、放置すると皮膚の奥まですぐに拡大してしまいますし、がんですから転移する可能性があり、早期発見、早期治療が望ましいです。足の裏にできることが多いと言われています。

 

メラノーマを見分けるポイントは、ホクロがかゆい、痛いといった症状を伴う場合や、普通のホクロよりも異常に大きい場合、短期間に急に巨大化する、真ん中がへこむ、いびつな形をしている、色がまだら、ホクロと皮膚の境目がはっきりしないにじんだような感じになっている、といったところです。普段から見ているホクロかもしれませんが、異常が生じたときにはすぐにわかるようにしておきたいですね。異常が見られたらもちろん、すぐに皮膚科を受診しましょう。